象々の素敵な日記

象々の素敵な日記

「絵入春画艶本目録」と「道八の茶碗」

    昨日の市場で落札した艶本について調べようと、某大型書店へ。いつもなら、その手のことは象々の歩く百科事典S氏に質問をなげて、帰って来た答えを...

「絵入春画艶本目録」と「道八の茶碗」
古本屋の日記 2011年6月28日

古書目録 その2

天神橋三丁目、象々が以前住んでいたマンションの近くに、ふるほんのはまやはあります。掌サイズの目録のはしりは、このはまやの在庫目録です。No.10、今...

古書目録 その2
古本屋の日記 2011年6月27日

お好み焼き屋に、ビールはありません。

今日は、町内会の、日帰り旅行の日でした。朝から、ビールをガブガブ、そんで、カラオケまで歌ってしまいました。瀬戸内海に面した小さな漁村の、小さな小さな...

お好み焼き屋に、ビールはありません。
古本屋の日記 2011年6月26日

マザコンの記

母が、こちらに向かってやってくる、光の、景、乱反射、様々な場面の中で、母は、いつでも私の方へと向かってくる。18歳の久美ちゃんも、70歳の久美ちゃん...

古本屋の日記 2011年6月25日

彫陵の反省

今日は朝から荘子である。なぜか?講談社学術文庫の「荘子物語(諸橋轍次:著)」を読んだからである(途中まで)。読んだら蘊蓄。含蓄無き蘊蓄。   ある馬...

古本屋の日記 2011年6月24日

戦前の「商業美術ポスター集成」と「兎」

今日の一冊は昭和9年発行の「商業美術ポスター集成」と、お隣の「クラフトアーツ天」さんでいただいた兎の置物の2ショットです。本は、第二回商業美術連盟展...

戦前の「商業美術ポスター集成」と「兎」
古本屋の日記 2011年6月23日

目が回る。

だんだん、おっさんになってくると、忙しい市場の仕事が、きつくなってくる。どの荷物がどれで誰だか、ワシは何を買ったか売ったか、君が嵌ったのを笑うか君の...

古本屋の日記 2011年6月22日

う。

市場のために、本当に頑張ってくれている人がいる、それを、ちょっとだけ、誰かに伝えたい。悪態君も、時には、感謝。今日は、まだあまり酔っぱらってないから...

古本屋の日記 2011年6月21日

古書目録

掌篇目録、とでもいいましょうか、ハモニカ古書店の魅力をコンパクトに納めた、まさに、掌サイズの目録なのです。ネットネットのご時世ですが、そうかこの手が...

古書目録
古本屋の日記 2011年6月20日

山を、買う。

****。レアアースが眠る山を買わないかと持ちかけられ、何処とも知れぬ密林へ。そこで幾つもの、模型みたいな山の断面を見せられ、好きなのを選べといわれ...

古本屋の日記 2011年6月20日

父の日

老いた父を見て悲しんでいる、自分を悲しむ。もう、子供ではないのだ。四十を過ぎた今でも、大人になってしまった自分が、哀れでならない。温かな保護の中で安...

古本屋の日記 2011年6月19日

本当はいい奴だ。

酔って、悪態をついて、それを、否定されて、癪に障ってさらに悪態をつく。悪態君、悪のスパイラル。落ちてゆく落ちてゆく。正しいことを、云っているんだと、...

古本屋の日記 2011年6月18日

村野藤吾の、椅子。

1931年頃、まだ、村野藤吾が渡辺節の事務所にいた時代のものだと考えられます。背もたれの、藤編になっているところなんかが村野っぽい、とは、建築の専門...

村野藤吾の、椅子。
古本屋の日記 2011年6月17日

腕組みをする。

失敗は、成功の元か、どうか?悩むなあ。ま、行くと決めたら、行かななあ。     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...

古本屋の日記 2011年6月16日

追悼市。

昨日のこと。生野にて。昨年なくなられた先輩古書店の追悼市。がんばって、少しだけ買う。その後コリアンタウン近辺をうろうろ。マッコリ。ホルモン。勢いづい...

古本屋の日記 2011年6月14日

市場から市場へ(霊的に)

今日も、明日も、明後日も、市場。こう、本ばかり見て、よく飽きないなあと、自分でも思います。先日の古典籍の市場から、文庫本や漫画、エロ本なんかを一山い...

古本屋の日記 2011年6月13日

空堀通りの古本屋には空気入れが置いてあります。

僕は、古本屋の店先に置かれた空気入れです。「ご自由にお使い下さいーー」暇な店主の、集客作戦の一環。困った自転車を、助けたい、というより、助けたげるか...

古本屋の日記 2011年6月12日

和本の日

雨です。今日は、主に江戸時代以前の和本や写本、浮世絵などを専門に扱う市場の、お手伝いです。まあるく囲ったテーブルの上を、百年の埃を吸った和の書物達が...

古本屋の日記 2011年6月11日

おばさんと掛軸

Vサインの変なおばさんが写した名も知らぬ黄色い花畑の風景を見たあと、お客様のところで、なかなかの、美人の掛軸などを見せていただく。欲しいなあと思いな...

古本屋の日記 2011年6月10日

恥ずかしながら。

店の片付けを、珍しく。埃っぽい本をはたいて、あちこち転がった段ボール箱やなんやを、まとめて、と。と。おや、ボロい箱の隙間から見覚えのあるファイル。ニ...

古本屋の日記 2011年6月9日