象々の素敵な日記 古本屋の日記

古本屋の日記

エミさんを送る。

結局のところ、誰も、牧野エミの晩年の痛みと孤独を知る事はなかったのだと思う。たくさんの参列者たくさんの涙たくさんの花束が、果たして本当にエミさんの悲...

古本屋の日記 2012年11月19日

いない。

まりさんの追悼会の席上で、エミさんが亡くなった事を知る。すぐにはよく理解できなかったので、そのまま飲み続ける。   帰って一人考える、というより、毎...

古本屋の日記 2012年11月17日

富士山。

(根岸森林公園からみた富士山) (平塚の海岸から見た富士山) (江ノ島から見た富士山) 古本屋が全国から集まってなんか話したりいつもどうり酒を飲...

富士山。
古本屋の日記 2012年11月16日

猫も杓子も「アーティスト」と呼ばれる状況に……。

(大野左紀子著 アーテスト症候群) お客様よりお譲り頂いた本を読む。帯にあるように、「なぜ人はアーティストになりたがるのか?」「猫も杓子も「アーティ...

猫も杓子も「アーティスト」と呼ばれる状況に……。
古本屋の日記 2012年11月14日

虚空を掌にのせようと試みる。

昨夜は久しぶりに、というか迂闊にも、というべきか、フルカワと見知らぬバーで深酒、何に酔ったのか、辛い、二日酔い。ああ、雷雨だねえーー。いいなあ。ひさ...

古本屋の日記 2012年11月13日

明日は新興会特別市会の目録締切日です。

怪しい天気ではございますが、今日は、大阪古書組合の日帰り旅行ということで、三田の牛を食べに、大きなバスに乗って、ゆらゆら、出掛けてゆくのです。古本屋...

古本屋の日記 2012年11月10日

海とブルートレイン。

平塚の海を眺めている夢を見る、いや、平塚の海を眺めている夢ではなく、平塚の海を眺めているわたしを防風林の方から見ている夢ーー。青い海と青い空が遠くで...

古本屋の日記 2012年11月10日

静かに夜を過ごす。

古典会。少しの本と、少しの紙のモノを売る。そのお金で、なぜかひとり焼けた鉄板に乗っかった分厚いステーキを食べる。そんな余裕あるわけないのはジュウジュ...

古本屋の日記 2012年11月9日

新興会特別市の目録写真撮り。

新興会特別市の目録写真撮り。お手伝いいただいたみなさま、ほんとうにありがとうございます。ーーヴォリューム感のある目録になればと思っておりますが、さて...

古本屋の日記 2012年11月8日

知る。

長らく不遇に喘いでいた先輩の元気な姿を久しぶりに見る。古本の山を捌いてるんがやっぱり似合てるわ、と云うと、そうか?わはははは、と楽しそうに笑う。うむ...

古本屋の日記 2012年11月7日

カウンタック。

新興会特別市の挨拶回り。かっぱ横町の前の道で、白いランボルギーニ・カウンタックを見る。

古本屋の日記 2012年11月6日

荷物を括る。

また、日付が変わる。一日、荷物を括って過ごす、というより、括っている先輩後輩の側で、うろうろしている、そんな一日。うろうろ、別に何を指揮するでもなく...

古本屋の日記 2012年11月5日

象さん、山羊さんを訪ねる。

なんばの山羊さんより、存在くらいは知っていましたが一度も実物を見た事のない雑誌の創刊号から5号までを、年末の新興会特別市にご出品いただけるというお電...

象さん、山羊さんを訪ねる。
古本屋の日記 2012年11月4日

黄金を抱いて飛べ

井筒監督の「黄金を抱いて飛べ」を観る。良いところがあったとすれば、東方神起のチャンミンが出ているところくらいでしょうか?彼の人気のお陰で、興行的には...

古本屋の日記 2012年11月3日

本を括る。

本のサイズを揃えて、出来れば本の筋も揃えて、きちんと、荷物として古本を括る事が出来てこそ古本屋であると、昨日今日の作業を通じで、そんな当たり前の事を...

古本屋の日記 2012年11月2日

新興会特別市の目録。

年末の新興会特別市に向けて目録の原稿をせっせと書く。朝から頑張って、ついでに本を括ったり拭いたりしながら、ついでに、この本は幾らくらいであろうかと調...

古本屋の日記 2012年10月31日

銭湯にゆく。

ほぼまるまる一週間、市場だなんだで出ずっぱり、ということは当然毎日酒浸り、ふと気づけば、身体はガチガチに凝り固まっていて、それをほぐす為にスパワール...

古本屋の日記 2012年10月30日

存在そのものを、疑う。

近代資料会。 ーー。 とある一冊の雑誌の、驚愕の落札値に、自分の、古本屋としての存在そのものに、疑問を抱く。まったく、解らない、というよりも、そんな...

古本屋の日記 2012年10月29日

象々、クリスチャン・ルブタンに出会う。

所用で福島まで出掛ける途中、ようやく改装が終わった阪急百貨店をぶらついていると、なにやら、頭がいい感じに剥げあがってふっくら一見温厚そうではあるが実...

古本屋の日記 2012年10月28日

話し続ける。

近代資料会の並べ手伝い。その後、友人二人が家というか店というかに訪ねて来てビールとおしゃべり。その後、作家女史とワイン屋で一杯やりながら又おしゃべり...

古本屋の日記 2012年10月27日