象々の素敵な日記 古本屋の日記

古本屋の日記

折々の東横掘。散歩。

とくに売り上げを期待しているわけではありませんが、あんまり誰もこないとやはり店番をしているのが嫌になります。 だから家の人に店番をまかせて近所を散...

折々の東横掘。散歩。
古本屋の日記 2017年3月12日

捨てられない絵。

どこでしょうか?戦前のものと思われる油彩画。私の勝手な想像では、これは朝鮮半島の北のはずれで、あの山を越えれば満洲の大地が広がっているのに違いあり...

捨てられない絵。
古本屋の日記 2017年3月11日

織田作賞

高村薫先生の素晴らしい講評と胸を打つ受賞スピーチに惹かれ、崔実(チェシル)さんの「ジニのパズル」を購入す。なぜか今年は、青春賞、アンダー18の受賞者...

織田作賞
古本屋の日記 2017年3月6日

そうか、古本屋になっていましたか。

ツイッターで紹介されているのを見て、今月号は面白そうだと思い、二十数年ぶりに現代詩手帖を買ってみる。 ……。 そういえば、昭和の終わり頃、「ただもう...

そうか、古本屋になっていましたか。
古本屋の日記 2017年3月4日

洋書の行方。

さて、本日も張り切って営業しておりました。久々に、新鮮、やる気満々です。 が、気がかりなことが一つ。 お店の在庫の約7割が洋書なのですが、今のところ...

洋書の行方。
古本屋の日記 2017年3月3日

店番をする。

古本屋の店番をする。 五階の目立たないお店ゆえ誰もやってこないのではないだろうかと心配しましたが、ぼちぼちと本好きのお客様がご来店くださり、乏しい在...

古本屋の日記 2017年3月2日

コールリッジ「老水夫の歌」

Her lips were red, her looks were free, Her locks were yellow as gold...

コールリッジ「老水夫の歌」
古本屋の日記 2017年2月28日

戦前の、こどものお茶碗、氷コップ、ガラスの醤油差し

さて、今日は戦前の、こどものお茶碗、氷コップ、ガラスの醤油差しなどをお店の空いた棚に並べてみました。 限られたスペースに、もっと本を並べんかい、とい...

戦前の、こどものお茶碗、氷コップ、ガラスの醤油差し
古本屋の日記 2017年2月27日

アポリネール「動物詩集」より。

アポリネールの「動物詩集」より「象」。ベルナール・ロルジュの木版画とフランス語のテキストをお店の白い壁に飾ってみました。なんか、ちょっとちゃうかもし...

アポリネール「動物詩集」より。
古本屋の日記 2017年2月26日

お店で本が売れる。

昨日今日と、ほぼ準備ができているようなふわっと開店してるかなーという状態でお店におりますと、ちらほら本好きのお客様が入ってこられて一冊二冊、あるいは...

お店で本が売れる。
古本屋の日記 2017年2月25日

いそやんを思う。

昨夜久しぶりに山ちゃんと立ち飲み。 大阪古書月報第219号(昭和63年1月1日発行)の`いそやん`追悼号を読むようにと手渡される。 ……。 朝早く目...

古本屋の日記 2017年2月22日

今日の会話。

朝、組合の倉庫で悪戦苦闘していると買取の電話。 「ホームページ見て電話してんねんけど、老眼鏡も買い取ってくれんの?」 「老眼鏡??いえ、まあ絶対無理...

古本屋の日記 2017年2月20日

ボードレール×カシニョール

カシニョールとボードレール。なんか合わない感じもいたしますがなかなかどうして。あのどこかアンニュイな雰囲気を漂わせた独特の女性像と禁断詩編の相性はそ...

ボードレール×カシニョール
古本屋の日記 2017年2月19日

果て(はて?)。岬の灯台。

今日はこんな本。外国の、灯台の写真集。これを見てふと思い出して、youtubeで`萩尾望都作、夢の遊眠社『半神』ラスト25分`を見てみる。ブラッド...

果て(はて?)。岬の灯台。
古本屋の日記 2017年2月18日

愛書家の過ち。

自分の蔵書にグラシン紙を巻いて保護したい気持ちはわかりますが、本に直接糊付けというのはどうも感心できません。その上、糊が完全に乾ききる前に本を閉...

愛書家の過ち。
古本屋の日記 2017年2月17日

ボヴァリー夫人を、天金で。

さて、他に並べる本が無いというわけではありませんが、古い、戦前のフロベール全集を限られたスペースを割いて並べてみました。改造社版。バラ売り。カチッと...

ボヴァリー夫人を、天金で。
古本屋の日記 2017年2月16日

いやー。失敗失敗。

どうも、やっぱり、この世界はなんか誰かの失敗作なのではないかと、阿波座の貴鶏屋で280円のいも焼酎を飲みながら思う。失敗作にいくら手を加えても、失敗...

古本屋の日記 2017年2月14日

ヨブ記の言葉をデリートする。

ヨブ記を読むと胸が痛くなるのでもう読むのをやめようかと思います。 引用も、途中まで打ち込んでデリート。 デリートを押し続けていたらとうとう自分自身も...

古本屋の日記 2017年2月11日

サタンはどこから来たか?

なんと、今日も一日本の値付け作業。寒いので、外に出たくないので。うだうだ、室内生活。 ダンボール箱の底にあった「聖書 原文校訂による口語訳 ヨブ記」...

古本屋の日記 2017年2月9日

本を拭き、値付けをして、本棚に入れるーソクラテスの弟子の名は?

お弁当を持って改装中のお店へ行き、朝から夕方まで脇目もふらず本をふきふきする。 本を拭き、値段をつけて、本棚に入れる。古本屋の基本動作を一日中繰り返...

古本屋の日記 2017年2月8日