象々の素敵な日記

象々の素敵な日記

大阪の市場はもう全部終わりました。今年は。

近年まれに見る、長い長い市場が終わる……。   記憶に残る、長い長い市場でした。午後1時に振りはじめ、終わったのが8時半。それから開札をして、会計を...

古本屋の日記 2011年12月28日

金クラ最後の準備

今年の大阪古書組合の市場の大トリは金曜クラブです。いつものように集まって、いつものように荷物をこなす。いつものようにパッパッとできるのは、いつものこ...

古本屋の日記 2011年12月27日

落穂ひろい

「あの人はなにをひろっているのか……。ここから見ると泣いてるようにも見えるし、笑っているようにも見える」   できるだけ細かな記憶を拾い集めながら少...

古本屋の日記 2011年12月26日

冬将軍。

冬将軍の進軍の足音を聞きながら、一日中、暖かい部屋の中でウトウトして過ごす。馬の蹄の音と、ぴゅーと鳴る風の音。手と足が非常に痛いのは、昨夜の酒のせい...

古本屋の日記 2011年12月25日

素敵な、象々美術館〜第一回

きいちのぬりえをベースにしたグラスデコ〜制作年 2011、12月 作者R・Tさん〜   ※象々美術館は、NHKの日曜美術館では紹介され、ない、であろ...

素敵な、象々美術館〜第一回
古本屋の日記 2011年12月24日

文学に関する本・美術に関する本のご処分は大阪の古書象々におまかせください!

(終末と革命のロシア・ルネサンス 亀山郁夫著 岩波書店刊)   大阪の古書象々では文学や美術、芸術全般に関する古本の買取に力を入れております。もう読...

文学に関する本・美術に関する本のご処分は大阪の古書象々におまかせください!
出張買取 2011年12月24日

雪渡り

「みなさん。今晩の幻燈はこれでおしまいです。今夜みなさんは深く心に留めなければならないことがあります。それは狐のこしらえたものを賢いすこし も酔わな...

古本屋の日記 2011年12月23日

大人は誘われませんが……。

3日連続の忘年会ロード、終わる。毎日酒に酔ってわーわー云っている自分を、よくそんなにわーわー云ってられるなと思って眺めていると、少し、哀れな気持ちに...

古本屋の日記 2011年12月22日

戦史・ミリタリー関係の古本の買取

(太平洋戦争ー細野千博 本間長世 入江昭 波多野澄雄ー編 東京大学出版局編)   大阪の古書象々では、戦史やミリタリー関係の古本の買取に力をいれてお...

戦史・ミリタリー関係の古本の買取
出張買取 2011年12月21日

わたしはわたしを

なるほどわたしは人を不愉快にすることも多いであろうと思う。口から、というより、口だけが生きているような人間であるから。ただ、わたしが、わたしの話して...

古本屋の日記 2011年12月19日

LOVE AND PEACE 愛と平和の象々パーカー

手刺繍の温もりあふれる赤い象マークをあしらった「ZOUZOUパーカー」の試作品が完成致しましたのでお披露目致します。パーカー自体は某ファストファッシ...

LOVE AND PEACE 愛と平和の象々パーカー
古本屋の日記 2011年12月19日

岩盤浴。

我が家の、外に突き出した掘建て小屋のような寒くて小さな風呂場で毎日シャワーを浴びているだけだとだんだん身体がカチコチに固まってくるので(冬場は特に辛...

古本屋の日記 2011年12月18日

江戸時代の古地図・絵図・地誌・旅行記など〜古典籍、和本の買取

(矢守一彦著 古地図への旅 朝日新聞社刊)   大阪の古書象々では江戸時代の古地図や地誌の買取に力を入れております。お家の倉庫や物置に、古くから伝わ...

江戸時代の古地図・絵図・地誌・旅行記など〜古典籍、和本の買取
出張買取 2011年12月18日

無言で働く。

昨夜の、誰も他に客のいない「討論BAR」は何だったのか。あれのせいで、今日は非常に仕事が辛い一日でした。

古本屋の日記 2011年12月17日

さくら井屋剥がし。

ストーブの側で、先日市場で買ったさくら井屋の木版封筒を、昔の人がまめに貼り込んだ台紙から黙々と剥がしていると、なんでこんなことをしているのだろうかと...

さくら井屋剥がし。
古本屋の日記 2011年12月16日

待ち時間に。

夜の手術の、長い待ち時間……。 母を手術室に見送ったあと、何もすることがなく、何か考えてもしょうがないので、「新世界のユートピア スペイン・ルネサン...

古本屋の日記 2011年12月15日

モア。

どんなに本がたくさんあっても、古本屋は決して満足しないものなのです。毎日整理にいそしむと、果てしもないように思える蔵書の山も、案外、簡単に片付くもの...

古本屋の日記 2011年12月14日

繰り返し。

要するに、同じことをぐるぐるぐるぐる繰り返して、そうして、死に向かってゆくのだ。なんて大げさに考える、ひどい二日酔いの、布団の中。

古本屋の日記 2011年12月13日

朝鮮・中国・日本〜美術工芸に関する古本

(展覧会図録 心のやきもの 李朝ー朝鮮時代の陶磁ー2002 大阪市立東洋陶磁美術館ほか開催)   大阪の古書象々では、朝鮮や中国、日本のやきもの、...

朝鮮・中国・日本〜美術工芸に関する古本
出張買取 2011年12月13日

大市が終わる。

フルカワとKさんが歩く深夜の道を、後ろから辿る。追いつこうとは思わない。彼らは、非常に、酔っぱらっている。

古本屋の日記 2011年12月12日