象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

モア。

どんなに本がたくさんあっても、古本屋は決して満足しないものなのです。毎日整理にいそしむと、果てしもないように思える蔵書の山も、案外、簡単に片付くものなのです。これではダメだ。もっと、もっと、本にまみれたいと、本まみれで、他のことはなんにも考えられないくらいになりたいと、本がわたしなのかわたしが本なのかそれともなんなのよなんの本なのよなんかもっと本にまみれて、果てもなく整理しつづけ生き続けたいと思う冬の午後なのです。
古本屋の日記 2011年12月14日