2022年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
新年あけましておめでとうございます。
2022年も皆さまにとって良い年となりますよう、お祈り申し上げます。
この年末年始の人の動きでコロナもまた少し広がりをみせているようですが、今年を乗り切ればなんとかなりそう!という年始より楽観的な気持ちで始めてみようと思います。
深刻になってもしょうがないですからね。
またコロナ禍、頑張って参りましょう!
さて、本年の古書象々の年賀デザインに使用したのは、大阪の堺湊焼の窯元が作った住吉人形です。
大阪・住吉大社にまつわる縁起物にはたくさんの土人形があり、 江戸時代、京都の伏見人形の流れを汲んで様々な小型の土人形が作られたのがはじまりとされます。
大阪のおもちゃ絵師、川崎巨泉が住吉人形を多数描いたことでも知られています。
地元住吉での制作は昔に廃絶しており、長きにわたり大阪府堺市の堺湊焼の窯元が住吉人形を制作していました。
写真中央にありますのは、手捻りの猿が51匹も塔のように重なり合った『千疋猿』というもの。
数が少ないものは『日和見猿』とも『喜々猿』とも呼ばれ、住吉人形の象徴ともいえるお人形です。
向かって左側に見えますのは、これまた住吉大社のシンボル的存在『初辰猫』。
4年を一区切りとして、48回参拝すれば満願成就となり、四十八辰=始終発達するという意味があります。
左手上げは人招き(家内安全)、右手上げはお金招き(商売発達)と言われ、かわいい縁起物で人気の高いお人形です。
この写真の全てはほとんどが昭和に作られたもので、現在の住吉大社の授与品とは製法も異なり、一点一点手捻りなどの手作りのものとなります。
その他、『天神』、『裸雛』、『種貸さん』、『住吉おどり』など、さまざまな住吉人形がございます。
古書象々では、これらの郷土玩具をオンラインサイト『象々の郷土玩具』にて販売いたしております。
ぜひご興味ございましたら、覗いてみてくださいね。
それでは、2022年もどうぞよろしくお願いいたします!
郷土玩具に関する古本、玩具の買取は、古書 象々へご相談ください。
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