象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

赤毛のアンを古本で。

今日から始まったNHK朝の連ドラ「花子とアン」は、「赤毛のアン」へのオマージュに溢れていてアン・フリークにはたまらないものがあるように思われます。先々、どのあたりまでアンシリーズをフォローしてゆくのか、興味があるところです。録画でチラと観ただけでも二つの印象深い場面がありました。まずは、はなが花子という名前にこだわるシーンは、赤毛のアン第三章「マリラ・クスバートの驚き」の中での、男の子と間違われてもらわれてきたアンが、せめてグリンゲイブルズにいる間は優美なコーデリアと云う名前で呼んで欲しいとお願いするもあつさりとマリラに断られ、それならAnnという名前をAnneという綴りとして呼んで欲しい(発音上は一緒なので……)とお願いする場面へのオマージュ。教室で男の子の頭へ石盤を打ち下ろしてまっぷたつに割ってしまうシーンは第十五章「教室異変」で、アンの赤毛を引っ張って「にんじん」とからかったギルバート・ブライスへの報復の場面へのオマージュ。ほかにも、もっとあるかもしれません。興味のある方は、ぜひとも、ドラマを観ながら「赤毛のアン」を読んでみて下さい。新潮文庫の新刊を買うと今では670円(税別)もしますので、お近くの町の古本屋で探してみましょう。

 

今日の一番の台詞。。

「本じゃん、ほんものの本じゃんけ。おら、初めて本に触った。夢みてえじゃ」

これは、オマージュではありませんが、本屋としては涙なしでは見れない場面でした。

 

 

 

夢のある古本の買取は、古書 象々にご相談ください。

詳しくは古本の買取についてをご覧ください。お電話・フリーダイヤル0120-313-002古本買取のお問い合わせフォームにてご相談承ります。大阪、京都、奈良〜近畿一円、全国出張査定/買取いたします。

 

古本屋の日記 2014年3月31日