象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

遭難の記。

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激しい雨の高速道路にはじまりすったもんだの一日でした。最後にわたしの手元に残ったのは、仙山銘の微妙な尺八が2本でした。

 

遅くに、ようやくご飯を食べる時間が出来たので、千日前の竜田屋。ほうれん草のおひたしなんぞを肴に熱燗。あと粕汁。酔って路上。

さてと、別に、何も思い浮かびませんが、街を見回しなぜだか葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」とポーの「群衆の人」を足して2020で割る。。

 

あなたは酔っぱらいですか?あなたがもし酔っぱらいなら、千日前の夜中の路上で、遭難した事がありますか?人がいるような人がいないような街の真ん中で、わたしはどこへ行けばいいのかわからない、というより、どこへも別に行きたくはないけれど、やっぱりどこかへ行かなくてはと思って立ち尽くしている……。

……。

なんてね。

古本屋の日記 2014年3月30日