象々の素敵な日記 古本屋の日記

古本屋の日記

エアコンが効き過ぎでハイボール五杯で寒くて退散。

それぞれの想像界でひとはそれぞれの言葉を話しているのだからそりゃわかるようでわからんのが当たり前であります。その人の想像界を想像するわたしの想像界の...

古本屋の日記 2013年7月9日

ダダ漏れ。

どうも、わたしという器の底に小さな穴が開いていてそこから少しずつ少しずつ大切な例のやつが漏れていっているような気がします。市場でも、お客様からの買取...

古本屋の日記 2013年7月8日

防空壕の山名文夫。

戦火を逃れ防空壕の奥に疎開させられた大切な書物はまだデザインだとかなんだとか云われる前のちょっと前の美しい図案の本でしたがぴたぴたと滴る水の年月に函...

防空壕の山名文夫。
古本屋の日記 2013年7月7日

目すり、のち初辰さん、いま雨が、

出張買取。ひどい目すり。立派な建物に買取りに行くといつもなにかしら失敗するのは、雰囲気に呑まれるからなのか?前回は大阪市内の重要文化財、今日は明治期...

目すり、のち初辰さん、いま雨が、
古本屋の日記 2013年7月6日

黴臭い紙の

年末の新興会、4月の全連、そして7月の共田さん追悼市とつづいた長い大市ロードが終わりました。ほっとして、力が抜けて、なんだか風邪を引いてしまいそうな...

古本屋の日記 2013年7月4日

市場。

よく頑張ったし、よく出来たと思います。一般的な書籍がほとんどない市場でここまで出来たのは、非常に画期的な事だと思います、と、厚生くんが云っていたよう...

古本屋の日記 2013年7月3日

追悼市、

の準備。厚生君曰く全連ほどではもちろんないが、近畿ブロックくらいの量と仕事、ということです。とにかく疲れました、全部を並べきるのに。……。まあ、結果...

古本屋の日記 2013年7月2日

向き合う。

居眠りばかりしていないで、生きている時間と真剣に向き合わなくては申し訳ないなと、ほんとうに思います。……という昨日のブログの言葉に、天の声氏より、ほ...

古本屋の日記 2013年7月1日

……。

島やんの跡取り息子、浩二君が、梅雨明けを待たずにお亡くなりになりました。わたしより一つ上。これから島やんが浩二君のお店になるという矢先に病に倒れ、さ...

古本屋の日記 2013年6月30日

靴磨き。バクチ。

土門拳か誰かに影響されたと思しき無名の写真家の全紙サイズほどの作品。空はきっと今日の天気のように晴れ渡っているのに違いないのですが、おっちゃんは俯い...

靴磨き。バクチ。
古本屋の日記 2013年6月29日

見送り(ケン)。

古典会。相変わらず見送り(ケン)を決め込む。といっても、賭場ではありませんからどうぞご自由に、と云う感じ。そんでもなんか買いたいという欲望に抗しきれ...

古本屋の日記 2013年6月28日

準備。

再び、共田さんの市場の準備。想像以上に沢山の荷物が集まっております。乞うご期待。慣れないチームでの作業でもあり、大変ではありますがなかなかに楽しく、...

古本屋の日記 2013年6月27日

買い物しようと町まで出かけたら。

雨。ふと、千日前の、古いパチスロ台が打てるゲーセンに入りスパーバニーガールを打つ。知らない人には全くわからないでしょうがその黒いSUPERの文字や赤...

古本屋の日記 2013年6月26日

準備。

共田さんの追悼市の準備。皆で沢山の荷物を括る。一緒に荷物を括ればより気心も知れるという事で、会としてもこのような作業は有意義なのではないかと思うので...

古本屋の日記 2013年6月24日

沖縄。

沖縄戦についてなにか語ってみたい衝動に駆られあれこれ手持ちの書物をめくってみましたがけっきょく生温い今の時間の中でほとんど居眠りばかりしているわたし...

古本屋の日記 2013年6月23日

眠り過ぎの想念。

星田から戻り少しうとうとして目覚めたらすっかり日も暮れかけた薄闇の中でした。なんだか気怠い。自分がひどく老いたような気がしてあたりを見回してもとくに...

古本屋の日記 2013年6月22日

雨。

……ようやく世界が雨に包まれる。いろんなものを遮断してただ雨音だけを聞いていれば少し寂しい気もするけれど段々と嵩を増しだんだんと言葉をあぶくに変えて...

古本屋の日記 2013年6月20日

共田さんの追悼市会の

共田さんの追悼市会の目録を発送いたしました。ご同業の皆様には数日でお手元に届くはずです。他の市会にはない、独特のラインナップの目録になったと思ってお...

古本屋の日記 2013年6月19日

ジャイナの旅路。

閉じたままの店の奥で真面目に仕事をしていると開けたまんまの引き戸の向こうから古書うにゃうにゃこの本屋で前にめちゃ嫌な思いをしたことがある云々という話...

古本屋の日記 2013年6月18日

中国の陶器人形。

昨日は大陸から渡って来た古い紙々が非常な高値を呼んでおりましたが……わたしはうーんと唸るだけのただの木偶の坊。今日の市場で愛らしいチャイナの人形を...

中国の陶器人形。
古本屋の日記 2013年6月17日