象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

どんてんのどようびに。

77歳の父と75歳の母と43歳の息子と38歳のヨメが曇天の土曜日に、タダで入れると云う理由でひらかたパークへゆきました。浮いていると云えば浮いている。もぎりのお姉ちゃんも、少し、不思議そうでありました。不人気のメリーゴーラウンドを眺めながら昔の話をして、マクドナルドに入ろうとするも、モタモタしているうちに若い家族づれに蹴散らされて、入りそびれました。せっかくだからと、息子とヨメは思い切ってフリーホールに乗ってみたのですが、ただただ恐ろしいだけでありました。少し離れたところで、父と母はそれを楽しそうに眺めておりました。ポツポツと、曇天の空から雨が落ちて来るなか、薔薇園を見て、ほんのお愛想程度の、菊人形コナーで、記念写真を撮って、77歳の父と75歳の母と43歳の息子と38歳のヨメは、それで、もうやることがなくなったので帰りました。
古本屋の日記 2011年11月5日