象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

倉庫片付け。アッシャー家の崩壊と惨劇。

足の踏み場のない倉庫の片付け。禁酒のせいか、身体がよく動きます。いつ買ったのか思い出せないような、床に転がる諸々を、結局は日の当たるところに一度も出さずに市場へリターンエース。とりあえずカーゴに積み、新興会の振りにまわす。商売人としてこれはあかんあと思いつつ、金クラで競り勝った、よく蹴つまずく友愛の羊の置物も、これは重いのでさすがに振りではと思い最終開札へ。よしよし。これで歩きやすくなった。となればあとは整理かなにか判らない時間の流れ………片付けとつまみ読み半々、で、古い新潮文庫、佐々木直次郎訳のポオ黒猫黄金虫の間になにか写真が挟まっているのでよく見てみると、ロジャー・コーマン監督の「アッシャー家の惨劇」のスチール写真が「アッシャー家の崩壊」のページに。ふむ。我ながら感心。近々セルフリメイクされると聞きましたが、いつ見ることが出来るやろか?楽しみやなあ。……。そうそう、真面目?に働いてたら厚生君が現れ、素敵な金属製の象の栞?をくれました。ここのところ商売は今ひとつですが、象にはわりと恵まれているようです。

アッシャー家の崩壊

古本屋の日記 2013年9月5日