象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

籠目舎、伊藤さんを送る。

昨日。

金曜クラブ創設当時のメンバーであり、もっきりや、OKブックス、と並んで、大阪の絶版漫画系古本屋の御三家であった籠目舎の伊藤さんが急死される。葬儀は家族葬とのことでしたが、も兄、暗陰、光国兄とともに、焼香させていただく。アメ村、新宿伊勢丹の即売会、マニアックな集合店舗、梅田古書倶楽部などでの華々しい活躍は、丁稚時代のわたしから見れば雲の上の出来事のようで、自分もいつかあんな風に稼ぎたいものだと見上げて、独立への思いをかき立てられました。まだこれから一花も二花も咲かせる事の出来る年齢での急逝が惜しまれてなりません。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

大阪古書会館で毎月開催されている即売会、「谷町古本の会」(今は少し名称が変わっているかもしれませんが……?)の名付け親でもあります。

古本屋の日記 2013年8月7日