象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

鶴橋の空とゴッドファーザー愛のテーマ。

ぐずぐずうるさい夏風邪を退治すべく鶴橋のスーパー銭湯へ。岩盤浴の前にまずは露天風呂。空を見ながら惚けーっと湯につかる。隣のおっさんがなんか洒落た鼻歌うたってんなあと思いよくよく耳を傾けてみるとそれはゴッドファザー愛のテーマで、なんか、いいような悪いような、鶴橋の小さな空とその世界観がマッチしているかどうか突っ込みたくなるも、本人は目を閉じていたって満足気、どのような想像世界に遊んでいるのか、まあ、わかりませんが、わたしも何だかよい気持ちになってきました。……。

クローズを1巻から7巻まで読み進みながら岩盤浴で汗をかき身体から悪いものを出し尽くす。帰りに鶴橋の市場の中の韓国料理屋で一杯。マッコリに朝鮮人参をすって入れるという新しい世界観?を、教えられる。塩のみで食うむし豚、ムをキムチみたいに合えてるもの、白菜キムチを炊いたもの、アキレス、カムジャタンがシチュウ状にまで煮込まれたもの、いずれも美味しかったです。隣で飲んでいた若い男の子が韓国人のおばさん相手に何故だかたどたどしいイングリッシュで話しかけていたのが不思議でした。その連れの美人の女の子が東京出身と云いながら東京はどこかですかとおばちゃんに問われれば川崎と答えていたのでそれは神奈川ですと、間違いを正したかったのですが……。

古本屋の日記 2013年7月14日