象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

レンブラントと牛丼。

山深いサービズエリアのオンボロな食堂の窓から雲を割って谷に降り注いでいる一条の光を眺め、ああ、あれがレンブラント光線というものだなあ。わしは、なんでこんな所で、当然ヤバいに決まっている牛丼をたのみ、萎びたキュウリの塩漬けと一緒に体内に押し込んでいるのだろうか?ねえ君、わかるかい?要するに、ヤケクソというやつだよ。

古本屋の日記 2013年7月13日