純粋なる形象　ディーター・ラムスの時代　機能主義デザイン再考｜ Less and More: The Design Ethos of Dieter Rams ｜ 2008年・サントリーミュージアム[天保山] ｜インダストリアルデザイン

「デザインとは何か」という、大きな課題と可能性に迫る一冊

1955年以来、ブラウン社(BRAUN)において40年以上にわたり500を超える製品デザイン・監修をしてきたディーター・ラムス。

彼の手がけたプロダクトは、インダストリアルデザインの歴史の中でもひときわ特別な存在感を放つ。

バウハウスやウルム造形大学に象徴されるドイツデザインの機能主義。

ラムスがその精神を継承したように、21世紀のデザインにおいて彼の精神もまた世界中で受け継がれている。

本書は、2008〜2009年にサントリーミュージアム[天保山]などで開催された「純粋なる形象　ディーター・ラムスの時代　機能主義デザイン再考」展に際して刊行されたカタログ。

製品と日本初公開のスケッチやプロトタイプ、モックアップなど300点を超える資料により、ラムスのデザイン哲学を解明するとともに、20世紀における「モダニズム」や「近代化」の潮流を振り返る。

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