カルロ・モリーノ　The Furniture of Carlo Mollino ｜ 2006年・PHAIDON ｜インテリア・家具・プロダクトデザイン

イタリアン・ミッドセンチュリーのデザイナー、カルロ・モリーノ

20世紀イタリアの独創的なデザイナー、カルロ・モリーノ(1905-1973)。

航空学、自動車デザイン、アート、写真、セットデザイン、都市計画、家具、室内装飾、建築など、様々な分野で活躍した。

モリーノの家具は、木の枝、動物の角、人体などの有機的な形状に基づいており、中でも1950年に曲げ合板とガラス板で作ったテーブル「アラベスコ」は、その時代の技術と材料の研究によって生み出された。

モリーノの家具のほとんどは、特別に注文された一点もので入手困難なため、コレクターやデザイン愛好家からも今なお人気が高く、注目され続けている。

本書は、モリーノの家具、インテリアデザインの全作品が初めて紹介されたモノグラフ。

カーサモリーノ美術館の協力により実現したこの作品集では、スケッチ、図面、アーカイブ写真などの多数の図版を収録。

モリーノのデザイン制作の最も包括的な記録である。

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