象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

完全なるものの幻影に向かって、

人は自分を律し、行動しつづけなくてはならない。美は、それに手が届いたと思われる幻の一瞬間の中にあり、また、それに辿り着く前に敗れ去り、そしてなお立ち続けるものの中にある。完全なものに向かおうとする意志がなければ、どのように美しく装われたものでも、そこに美を見出す事は出来ない。

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なんじゃいそれは?偉そうに。意味わからんし。要するに、昨夜の、浅田真央の、トリプルアクセルの失敗に、少し気持ちが動揺しているというだけのこと。それを、なんとか、言葉でガード。ほんま、たかがスケートやないか。なんでも大げさに考えな気がすまん古本屋やのう。浅田真央について書くべくノートに一杯メモ書きしてるおっさんは、君くらいなもんやで。昨シーズンは失敗のたびにテレビ消しとったけど、最後のフリー、今シーズンはしっかりお目目開けて、見なあきまへんで。それにしても、SPのシェヘラザートの衣装、わしは、パンツルック(もさい云い方やけど)のほうがよかったけどな?

古本屋の日記 2012年3月30日