象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

昨日のつづきと、「ブラック・スワン」

どうやら、ゲリラ戦が、うまくいったようです。3ページ目くらいに、出没しているのを見かけました。いじましい、昨日の日記が、3ページ目くらいにいます。

僕は、別に、「モスラア」や、「検索国家グルグルランド」の悪口を云っているわけではないのです。まさか、この、キーワード階級社会の神に、逆らうなんて気持ちは、少しもありません。ただ、この「パソコン内、プロレタリアート」の、ささやかなつぶやきに(これもどこかで流行っているらしいのです)少しは耳を傾けてくれないかなあと、思いながら、まあ、少し酔ってもいましたので、なんです。「モスラア、僕はただ生きたいだけなのです。」と、パソコンを叩いて、少し気を良くして今日は映画へ。

ブラック・スワン。楽しみにしていました。

あらすじは、まだ、公開されたばかりですから、あまりいえませんがね。とにかく、なんのかんのあって、(スワン・レイクの)公演の幕が上がってからラストまでは圧巻です。

難題の黒鳥を見事に演じきって楽屋に戻ったナタリー・ポートマンが、殺したのはわたし、殺されたのもわたし、と気づいた時に流した涙の美しさといったらありませんでした。その時、黒鳥と白鳥が一つになって、自らを封殺するものの束縛から解き放たれ、万雷の拍手の中、あの全き生の高みへと昇りつめることができたのです、なんて、少し大仰ですが、良い映画を見ると、心の高揚がなかなか静まりません。ぜひ、彼女の最後の言葉を、劇場で聞いて下さいね。

 

 

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古本屋の日記 2011年5月15日