象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

開高健の署名本??

いよいよ天神さんの古本祭りが近づいて来たというのに、少しも、本が集まらない。ふむふむ。皆さんが象々に本を売ってくれないなら、市場で買うしかないな、と、昨日は一念発起。とりあえずマイブースを本で埋めるべく、なるべく量の多い荷物を狙って入札。こんな時は一冊、二冊なんて数えません。一山二山と、もちろん、きらりと光る本が混じっているものを狙ってはいるのですが……。

 

署名本開高健

(こけそでこけない、オーパ気分)

そんな荷物の中に混じっていた開高健のオーパ、の見返しを見ると、なんと署名が。しかし、なんとなく、見覚えのある開高先生の字と少し違うような。もちょっと、まるっこい字のような、あるいは力が入っている時はこれよりもっとカクカクしているような。でも、これはたぶん筆ペンで書かれているようですから、いつもと少し調子が違うのかも?ネットなどでいろいろ見比べてみても、マジックやペン書のものが多いですから、なんだか書きにくそうな雰囲気を残したこの字も、慣れない筆ペンのせいだとすれば、ありかもしれません。ためしに、大先輩の三階の仙人氏に見せてみると、ありでしょうとのこと。ちょうど、まるとカク間くらいで、十分雰囲気あります、とは云いませんでしたが、仙人は多くを語らないものですので、ありとする理由は、こちらでこれから考えます。うーん。

 

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関係ありませんがね。我が家の前の道です。遠くに月が見えますがね、一杯機嫌で、パシャリ。

古本屋の日記 2011年9月13日