象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

スコッチと秋刀魚と江ノ電。

お酒 洋酒

 

八月の終わり。子供の頃は夏に別れを告げるのがとても悲しく切なかったのに、おっちゃんになってからは嬉しいばかりです。夏休みを失った喪失感から、未だ抜けきれず、夏は、ただ暑いだけの体に良くない季節、という感じです。あっさりと、バイバイ八月、といってもまだまだ暑い日は続くのでしょが、気持ちの上では、明日からもう秋です。さよなら、夏の光、というわけで、貰い物のスコッチと秋刀魚で一杯。ポン酒でしっとり日本情緒に浸る、というよりも、今年の秋のお迎えは少々やけっぱちの組み合わせ。ボウモアの独特の香りと秋刀魚の腸の苦みが妙な具合に絡み合って、なんだかカラカラと笑いたくなるような酔い心地です。昭和のはじめの、洋行帰りの親戚から土産にもらったウイで一杯やっているどてら姿のお父さん、と云うところでしょうか?外国って、どっちの方角にあるんだろうかね?

 

鉄道 汽車 電車

外国はどこにあるのか知りませんが、今年の夏の一番の思い出は久々に江ノ電に乗った事ですかね。鎌倉〜江ノ島までを懐かしさに任せて歩き回りましたが、なかなか充実した一日でした。江ノ島のエスカーが僕の記憶より立派なものであったのは、少し残念な気がしましたが。もっとチープな感じがしたのですが、唯の地下鉄のエスカレーターと変わらんかったね。

 

 

 

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古本屋の日記 2011年8月31日