象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

日々オーバーに。

不覚にも、劇場版トリックラストステージのラストで何回も泣いてしまうのです。結局のところ、人は、常識と云うトリックに騙されて生きているわけです。今という時間のトリック、ここという場所の錯覚。もうあの人には会えない、なぜならあの人はもうこの世のものではないから、と思うのは、つまらない手品の種を知らないからに他なりません。人は、望む時に、望む人に会うことが出来る。失くしたと思うのは錯覚でもう片方の手のひらに何か固いものを握っている。これはいつか誰かがくれた変わった色の石ころ、あるいは何か大切なことが書いてある紙切れ。その感触を思い出せばもうここはどこでもない別の何処か、この道の角を曲がればもう会うこが叶わないと思っていた誰かがいるに違いない。

 

今日、高津原橋から眺めた夕日はとても美しかったことを報告しておきます。その光の中に誰かがいたような気がしますが、あれは一体誰だったろう?

 

 なんてまあ、トリックを観てこれですから、我ながら大げさな毎日であると、疲れたり、涙したり、

古本屋の日記 2014年9月22日