象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

浅田真央23年の軌跡展。

難波の高島屋。ようやく浅田真央展を見に行く。新しいプログラムの度に、今回の衣装はどうだとかああだとか云っておりましたが、実際に歴代の衣装の数々を目の当たりにしますと、それが、いかにその時々の浅田真央のいる場所に即して制作されていたものであるかを感じる事が出来て、胸に迫るものがありました。わたしとしては、2011−2012年シーズンのショートプログラム「シェヘラザート」の、冒険的であるが故?にシーズン途中で変更されたブルーのパンツスタイルの衣装が最も印象深いものでありました。軽やかにジャンプをとぶ真央ちゃんの良さをうまく引き出せる衣装であったように思うのですが、どうして途中降板となったのでしょうか……?あと、「鐘」の衣装の黒い部分から燃え上がるシルバーグレイ?の炎(とわたしは見る訳ですが……)の部分と「ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18」のブールの胸元の相似形にも意味深いものを感じました。

 

気分が良いのと人にもらった百貨店の金券があったのでそのまま高島屋の中の洋食屋でビールとワイン。

 

帰宅後、ウイを飲みながら山羊さんのブログを読む。小説と詩のあわいで不器用に日記する、美しく散る文に感じ入りました。

古本屋の日記 2014年5月6日