象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

たよしのわたし、

たまにはこの日記そのものに自己言及してみるのもいいかもしれない。とくに、なにか、すぐれて文学的なところもないし、とくに、なんにも、時代の記録となるようなこともないし、たどたどしく、いつも酔っぱらいながら、まあ、あんまええとこないなあと思いながらもなお生き続けるその自意識の自家中毒そんなこんなを毎日書き続ける自己愛への反省が全くないかと云えばそうではないわけで、わたしはわたしを長屋の天井辺りから少し醒めて見ているつもりではありますが、おかしなやつだと思いつつも今さらどうにも意見しようがないというのが実情です、というわたしをそれも芝居臭いと思い馬鹿なやつだなあだからお前はとさらに醒めた目で見ているたよしのわたしが、

古本屋の日記 2013年11月20日