象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

メキシコ。

昨日からDVDで三本映画を観るも少しもおもしろくない。ーー夕方、玄さんとぶらりミナミを散歩。春なのでコンバースを買おうとするも、最近履き心地評判が悪いと云う話を聞いて、買うのをやめる。なぜかタコスを食いたくなって、覚えのある道頓堀のメキシコ料理屋へ行くも店が消えてなくなっている。そんで心斎橋筋をだいぶ歩いてもう一軒、今度はありましたが外人の団体さんのせいで満員御礼。そんで、ますますタコスが食いたくなって最近便利なケータイでテキトーに目星をつけぶらぶら探し歩き怪しげなビルの6階のメキシカンバーに入る。タコスナチョス生ビール。金髪タトゥーの白人姉さんに、ベリーホットなサルサソースをたのむと、これまあまあ、これからい、これめっちゃからい、の三種類。これからいをナチョスに数滴ふりかけて最初はなんともないがしばらくすると頭がくらくらしてくる。少ない毛が抜ける。しかも、近頃心臓が弱いようなので、あまり無理はできない汗かきながらこれめっちゃからいは遠慮する。汗。ビール。ナチョタコス。いつか、山ちゃんを連れてこよう、と玄さんに話す。テキーラを飲んで、なんか店の客白人姉ちゃんみんな吸血鬼になって、朝まで、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」みたいにバンバン撃ちまくりながら闘かうんだ。うっかり噛まれて吸血鬼になった山ちゃんを果たして撃ち殺すことが出来るのかしら?わしは……。これからい。うーん。わしは……ベリー暑い、なんとも、メキシコの、土曜日である。

古本屋の日記 2013年3月16日