象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

本を買い映画を観、焼き鳥を食う。

いつも調べごとでお世話になっている道具屋筋手前の某大型書店でお礼がてら本を一冊買う。ー青木健著・マニ教・講談社選書メチエー。「キリスト教・ゾロアスター教・仏教を止揚した最後の宗教」に関する概説書。珍しく、教祖自身がその教義を綿密に書き記し7つの聖典を残しているそうですが、東方アラム語というマイナー言語で書かれたその原典は現在残ってはいないとのこと。というか、遥か昔から、アラム語を読解する人は多くないようなのですが……。だれも理解する事の出来ない言葉で書かれた美しい肉筆の福音書を、ぜひともわたしのガラスケースに並べてみたいものです。

 

ようやく、『桐島、部活やめるってよ』を見る。神木隆之介、橋本愛を越えて、大後寿々花の演技が光ります。屋上でのゾンビ襲撃シーンもすばらしく泣けますが?吹奏楽部の演奏の後のなんともいえない(大後の)笑顔に、青春のなんたるかが凝縮されているように思えるのです。

 

どこにでもあるような感じの焼き鳥屋でビールと焼酎。わたしは、この店の、痩せこけたフランケンシュタインみたいな男の子が好きなのです。

古本屋の日記 2012年8月19日