象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

やっぱり、だいたいは、だいたい、あかん。

やはり、運転は危険だ。老いた父と母、そして玄さんを乗せて、なんか漬けもんの話に夢中になりながら第二京阪をくぐって大谷の信号へと向かうカーブを曲がろうとして対向車に正面からぶつかりそうになりあわててハンドルを切ると今度は暢気に信号待ちしている別の車列に突入しそうになりまたあわてて逆ハンドル、そして逆、ぐにゃぐにゃ。同乗者一同肝を冷やすもなんとか事故にはならず周りの車の大顰蹙をよそにすいーっと星田駅の方へ抜けて「まあ、死んでも生きてもだいたい同じやから」と笑ってみても、「他の人殺しでどないすんやの」と母に返され、やっぱり、だいぶ、心臓がドキドキいたしました。だいたい、以前なら、星田の道なんか目ぇをつぶっても走れそうなもんですが、どでかい道が通ったお陰でたまにしか走らんわしは知っているような知らんような風景と車の流れに戸惑うばかりです。そんで、道が悪い、標識が悪いとぶつぶつ云いながら全員がぺしゃんこの姿を思い浮かべているとそこからなぜか「どですかでん」で鯖にあたって死んだ乞食の子の顔をぼんやりと思い出して、あかんあかん、堪忍やでと十字を切りお盆である事を思い出しなんみょうほうれんげきょうなんみょうほうれんげきょう南無妙法蓮華経。

古本屋の日記 2012年8月13日