象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

ゴールデンな日々に、カール・マルクスを買う。

なにか、わからぬが、ばたばたとしているうちに、金の休みの日日(にちにち)が、終わってしまった。せわしなく働いたり、いろいろな約束に追われるというのも、たまには悪くないと、思う。誰かの受け売りで、資本論をぜひ中学の教科書にと云う話をしたら、買取先の先生に、大賛成、と、云われる。

 

「資本主義的生産様式の支配的である社会の富は「巨大なる商品の集積」として現れ、個々の商品はこの富みの成素形態として現れる。したがって、われわれの研究は商品の分析をもって始まる」

向坂逸郎訳 資本論第一篇第一章商品第一節商品の二要素使用価値と価値(価値実態、価値の大いさ)冒頭部分

 

なんて、かっこよくはじまるカール・マルクスの文章の、ちょっと、はじめの方だけ読むだけでも、コンビニに行くのが面白くなる、なんていうと、叱られるでしょうか?産業革命の時代よりもさらに複雑な商品の誘惑に囲まれて暮らすわたしたちには、もう、本なんていう古い商品は、いらないのでしょうか?

古本屋の日記 2012年5月6日