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ゾフィア・コラー作品集 Zsofia Kollar: OBJECT-ORIENTED IDENTITY: Cultural Belongings from our Recent Past | 2021年 First edition of 700 copies・Art Paper Editions | 現代美術・ファッション

書籍情報

書籍名
ゾフィア・コラー作品集 Zsofia Kollar: OBJECT-ORIENTED IDENTITY: Cultural Belongings from our Recent Past
著者
発行年
2021年 Fist edition of 700 copies
出版社
Art Paper Editions
状態
ソフトカバー / 多少の使用感ありますが概ね良好
サイズ
約200×150×14mm
備考
テキスト言語:英語
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価格
¥3,850

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商品とは、消費とは、資本主義とは

オランダを拠点に活動するデザイナー、ゾフィア・コラー(Zsofia Kollar)の作品集。

一見カタログのように見えるこの本は、「物」とアイデンティティをテーマに制作されたもの。

アメリカの平均的な家庭には、30万点以上の物が置かれているとされている。

物に対する認識は実用性や美学をはるかに超え、それとは別に人々の拡張された自己表現となり、私たちの起源、私たちが誰であるか、または誰になりたいかを示す。

資本主義システムに於いて、製品は単なる「物」ではなく、自己の延長として機能しアイデンティティとなっている。

人間の物質主義と商品との関係が極限まで深まったいま、超資本主義の時代において極端な消費主義は我々の日常生活に影響を与えるだけでなく、アイデンティティにも変化をもたらす。

広告は平和時のプロパガンダと言え、どちらも大衆を操作することを目的とし、大衆の習慣や嗜好を意識的かつ賢く操作することは、資本主義社会における重要な要素となっている。

この目に見えない社会の仕組みを操る者に大衆は支配され、精神が形作られ、好みが形成され、アイデアが提案される。

大衆の心をコントロールする手綱を引いているのは誰か、消費社会と資本主義を問う。

 

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