同潤会アパートと渋谷ー関東大震災から100年ー｜ 2023年・白根記念渋谷区郷土博物館文学館｜建築・図録

日本初の公共集合住宅、同潤会アパート

本書は、関東大震災からちょうど100年の2023年に開催された特別展『同潤会アパートと渋谷』の公式図録。

関東大震災後、東京の街が大きく変わる中、渋谷地域は他と比べ被害が少なかったこともあり、多くの被災者が移り住み、人口が増加、宅地化も進み、大きく発展していった。

同潤会アパートは、関東大震災救済のため設立された財団法人同潤会によりつくられた日本初の公共集合住宅。

最先端設備を備え、長らく日本の集合住宅デザインの頂点とされてきた同潤会アパートは、当時の人々の「夢の住まい」であった。

本書では、震災後の渋谷、同潤会アパートの設立、建設の経緯、建築的特徴など、多くの図版と解説で構成。

資料性高い一冊となっている。

【目次・略】

1.渋谷の発展と住まい

2.同潤会の設立

3.同潤会青山アパートメント

4.同潤会代官山アパートメント

5.同潤会アパートメントのその後

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