武井武雄刊本作品 No.20『あいそぽす・ふぁぶら』｜昭和27年6月25日限定260部｜美術・版画・私刊本

『本の芸術品』ー武井武雄の刊本作品ー

童画家武井武雄(1894-1983)がライフワークとしていた刊本作品は、詩、文、挿画、装幀にいたるまでの全てを武井武雄自身が手がけた、まさに「本の芸術品」と言える作品群です。

戦前戦後を通じて約半世紀に及び刊行されたこのシリーズは、「刊本作品友の会」の会員でなければ入手することができなかった会員頒布制の限定本でした。

昭和10年に第1冊目となる『十二支絵本』が刊行。

昭和59年、制作の遅れていたNo.138『鳥遣いの乙女』が頒布され、刊本作品は全139作品で終刊となりました。

本作はNo.20『あいそぽす・ふぁぶら』。 Vari Type木版。

(Vari Type木版とは、武井武雄が考案した木版技法)

クロス装帙入。

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