クリスト展　ヴァレーカーテンの全貌とアンブレラ・プロジェクトのためのドローイング｜水戸芸術館現代美術ギャラリー｜現代美術・図録

書籍情報

書籍名: クリスト展　ヴァレーカーテンの全貌とアンブレラ・プロジェクトのためのドローイング
著者: 企画：水戸芸術館現代美術ギャラリー, 森司/Josy Kraft, 編：森司
発行年: 1991年
出版社: 水戸芸術館現代美術ギャラリー
状態: ソフトカバー、カバー擦れ・ヨゴレ・ヤケなどの傷み
サイズ: 約296×211×9mm
価格: 売り切れました

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『クリスト展　ヴァレーカーテンの全貌とアンブレラ・プロジェクトのためのドローイング』の
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クリストの20年の隔たりある2つのプロジェクト

本書は、現代美術作家クリスト Christo(1935- )の1991年水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催された展覧会図録。

1935年にブルガリアで生まれたクリストは、これまで世界各地で巨大プロジェクトを実施してきたアーティスト。

水戸から約20キロ離れた常陸太田市を起点に里美村までの19キロの区間と、カリフォルニア州南部で実施された＜アンブレラ、日本・アメリカ合衆国、1985-91＞を記念し、本展覧会を開催することになった。

「梱包の芸術家」として出発したクリストが、梱包以外の手法で布を使用した最初の大規模プロジェクト＜ヴァレーカーテン、コロラド州ライフル、1970-72>の全貌を、ドローイング、コラージュ、模型、資料、写真や実際に使用した布、ワイヤーロープなどを紹介するとともに、アンブレラ・プロジェクトの実現へのプロセスをドローイング、写真により紹介。

20年の隔たりのあるこの2つのプロジェクトを通じて、クリストの表現とそれを支える芸術観を覗いてみたい。