古本・版画・建築書・骨董の出張買取 古書 象々 > 象々の素敵な日記 > 古本屋の日記 > 書店にて。 書店にて。 なにか非常な眠気をおぼえながら散歩の途中暑さを避けて目についた大きな書店に入り妙に白い光を反射して全ての音を吸収してしまうらしい素材でできた床をとぼとぼ歩いているとああこの世には本が多すぎると思えて息苦しくなってくる。 目を閉じていても通り過ぎてゆく棚々の本の気配は感じることができる。一冊一冊。あれもこれも、やはりほんとうの本ではない。もしも、この中にたった一冊、ほんとうの本があれば、こんなにも沢山の本が並んでいるはずはない。 目を開く。 白くて、 何も見えない。 こともないけどね。 記事作成:古書 象々 (2017年8月31日 更新) 古本屋の日記 2017年6月24日 次の記事:天正7年から平成29年の間の古本を 前の記事:大阪市城東区でプロレス&ボクシングの雑誌買取 象々の素敵な日記一覧 ー建築書・版画・古本の高価買取ー古本の出張買取について ー古本、版画、骨董は古書象々へー 古本の出張買取のご相談