古本・版画・建築書・骨董の出張買取 古書 象々 > 象々の素敵な日記 > 古本屋の日記 > 赤とんぼ。うどん。 赤とんぼ。うどん。 枚方市に買取に出向くも空振り。そのあと、道具屋の大兄のお店により、少し和本を見せてもらい、おしゃべりをする。帰り道、車のフロントガラスの前を横切る赤とんぼを見る。ゆるゆると走りながら「甲州街道はもう秋なのさ」を歌う。 ……。 今日はうどんにしようと思う。もらいモノのよい日本酒があるし、日本中どこでも、さみしんぼうは一人でうどんを啜っっているに違いないから。ずるずると音立てて白い粉を捏ねたひょろ長いものを啜る、その反対に、俯いたさびしんぼうの体内から流れ出ているのは、汗なのか鼻水なのか涙なのか。 記事作成:古書 象々 (2013年8月30日 更新) 古本屋の日記 2013年8月30日 次の記事:買い物。 前の記事:バスの中で鶏もも肉の惨劇を思い出す。 象々の素敵な日記一覧 ー建築書・版画・古本の高価買取ー古本の出張買取について ー古本、版画、骨董は古書象々へー 古本の出張買取のご相談