象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

またも歌麿。

古典会。春画本を二冊、小学一年生のようにハキハキと声を出しわりあいすんなり落としていただけました。よしと調子に乗り大正期のおもちゃ絵の木版画帖にスパッと入札、こちらは、きょうび少し売れ難いものらしく、やや素っ頓狂な札だったようですが、まあ云うても下札で落ちて参りましたのでトントンとなればよいかと。こけし、郷土玩具、古いお人形などはこれからどんどん力を入れてゆきたいところですので、まあ、その先駆けになればと思います。仮に、全く売れないものにしても(そんなこたあないと思いますが……)春画でカバーすれば大丈夫さ、今日一日、全体でトントン、と、いつもながら古本屋のゆるい慰め。

歌麿。

トントンの責任を負う艶本……。

少し調べたところでは式亭三馬作喜多川歌麿画の「會本色形容」のように思われますが、またしても「絵入春画艶本目録」にある記載と完全には一致しません。色摺であるらしいのですが……。

 

 

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古本屋の日記 2013年8月23日